2006.11.22 Wednesday
■カオハガンキルトとは?
カオハガンキルトはフィリピンのセブ島の近くの小島、カオハガンで作られているキルトです。
その島に吉川順子が移り住んで、約三年後の1995年に子供たちがきっかけとなり、母親たちが作り始めました。紙や鉛筆、定規がないと作ることの出来ない日本やアメリカの制作方法と違い、適当に布をカットして縫い合わせ、アップリケをしていくカオハガン流の作り方は、通常の方法を良く知っている日本のキルターたちにはビックリの作り方。真似をしようにもプロのキルターでも真似の出来ないキルトと言われています。
布は南太平洋に出回っている生地を使用しているため、色鮮やかで、日本で販売している布を知り尽くしている日本のキルターたちの目をも楽しませています。
雨水に頼って生活をしている島の人たちには水は何よりも大切。布を買ってくると、まず海で洗い、その後出来上がったキルトは先生達の審査の後、海に浮かべてゆすぎ、その後洗剤を使って真水で洗って干します。だからここで作られるキルトは皆カオハガンの海を何度も通っているのです。
デザインは、四角や三角を縫い合わせていくピースワークの上に、椰子の木や魚がアップリケで生き生きと表現されていています。独特な方法で刺される刺繍やアップリケ、時にはキルテイングの目が粗かったりすることがありますが、かえって良い味を出しているのです。
全てをきちっとしなければ気のすまない人には受け入れがたいかもしれませんが、かえって心和ませるキルトとして愛用している方も多いのです。今、カオハガンを中心に近隣の島々でもキルト作りが始まり、それぞれに個性あるキルトが出来上がりつつあります。海辺でオシャベリをしながら作られている場面を想像すると自然と心が和んできます。癒しのキルトとしてご愛用してくださるととても嬉しいです。
■洗濯方法
中に入っている綿はポリエステルなので、濡れてもすぐに乾きます。洗濯ネットを使って中性洗剤で、洗濯機で洗い、干しておけば1日で乾きます。
■サイズ
基本的にシングルサイズのベッドカバー用としてますが、ホツトカーペツトカバーやソファーカバー等にも使われています。壁面を使える方はディスプレーにもどうぞ。もともと定規を持てない人たちなので、最後に大きな木で作った定規で先生が周囲をカットしますが、少々の差はあるかもしれません。ご了承ください。 210cm×150cm
■ノークレーム・ノーリターンについて
実際に見て、手で触れて買うものではないので不安なことも多いと思いますが、基本的には「ノークレーム・ノーリターン」とさせていただいています。それぞれの作り手の違いもあり、こちらの見方にもよりますが、雑だと考える方もいるかもしれません。それでも島の人達の自立を目指し、日本人の判断に頼らず、島の先生方が審査をして通過しているものです。おおらかさを大切に、あまり制限を加えず自由に製作していますので細かい点はご了承ください。
1度見てみたいとお考えの方は、鎌倉にオープンしました「カオハガンキルト+ガーデン」で販売しております。また直接カオハガン島にいらっしゃるのも1つです。後はキルト展が各地で開催されています。主に「インターナショナル・キルトウィーク」主催のキルト展には必ず出展していますので、カオハガンキルト情報をご覧の上、お近くの方はお出掛けください。1度に約30枚から50枚のキルトを販売しています。同じものは二枚とないオリジナルなキルトです。世界で一枚しかない、と考えていただけると嬉しいです。
*香りについて
キルトをお届けして開封をされた時に、ほのかにキルトに香りが有ります。これは最後に洗った時に使用した、フィリピンで販売されている『ダウニー』と言うアメリカの柔軟材の香りです。香りに敏感な方は柔軟材の香りですので1度お洗濯されますと、ほとんど消えてしまうと思いますので宜しくお願い致します。
カオハガンキルトはフィリピンのセブ島の近くの小島、カオハガンで作られているキルトです。
その島に吉川順子が移り住んで、約三年後の1995年に子供たちがきっかけとなり、母親たちが作り始めました。紙や鉛筆、定規がないと作ることの出来ない日本やアメリカの制作方法と違い、適当に布をカットして縫い合わせ、アップリケをしていくカオハガン流の作り方は、通常の方法を良く知っている日本のキルターたちにはビックリの作り方。真似をしようにもプロのキルターでも真似の出来ないキルトと言われています。
(c)熊切圭介
布は南太平洋に出回っている生地を使用しているため、色鮮やかで、日本で販売している布を知り尽くしている日本のキルターたちの目をも楽しませています。
雨水に頼って生活をしている島の人たちには水は何よりも大切。布を買ってくると、まず海で洗い、その後出来上がったキルトは先生達の審査の後、海に浮かべてゆすぎ、その後洗剤を使って真水で洗って干します。だからここで作られるキルトは皆カオハガンの海を何度も通っているのです。
(c)熊切圭介
デザインは、四角や三角を縫い合わせていくピースワークの上に、椰子の木や魚がアップリケで生き生きと表現されていています。独特な方法で刺される刺繍やアップリケ、時にはキルテイングの目が粗かったりすることがありますが、かえって良い味を出しているのです。
(c)熊切圭介
全てをきちっとしなければ気のすまない人には受け入れがたいかもしれませんが、かえって心和ませるキルトとして愛用している方も多いのです。今、カオハガンを中心に近隣の島々でもキルト作りが始まり、それぞれに個性あるキルトが出来上がりつつあります。海辺でオシャベリをしながら作られている場面を想像すると自然と心が和んできます。癒しのキルトとしてご愛用してくださるととても嬉しいです。
(c)熊切圭介
■洗濯方法
中に入っている綿はポリエステルなので、濡れてもすぐに乾きます。洗濯ネットを使って中性洗剤で、洗濯機で洗い、干しておけば1日で乾きます。
■サイズ
基本的にシングルサイズのベッドカバー用としてますが、ホツトカーペツトカバーやソファーカバー等にも使われています。壁面を使える方はディスプレーにもどうぞ。もともと定規を持てない人たちなので、最後に大きな木で作った定規で先生が周囲をカットしますが、少々の差はあるかもしれません。ご了承ください。 210cm×150cm
■ノークレーム・ノーリターンについて
実際に見て、手で触れて買うものではないので不安なことも多いと思いますが、基本的には「ノークレーム・ノーリターン」とさせていただいています。それぞれの作り手の違いもあり、こちらの見方にもよりますが、雑だと考える方もいるかもしれません。それでも島の人達の自立を目指し、日本人の判断に頼らず、島の先生方が審査をして通過しているものです。おおらかさを大切に、あまり制限を加えず自由に製作していますので細かい点はご了承ください。
1度見てみたいとお考えの方は、鎌倉にオープンしました「カオハガンキルト+ガーデン」で販売しております。また直接カオハガン島にいらっしゃるのも1つです。後はキルト展が各地で開催されています。主に「インターナショナル・キルトウィーク」主催のキルト展には必ず出展していますので、カオハガンキルト情報をご覧の上、お近くの方はお出掛けください。1度に約30枚から50枚のキルトを販売しています。同じものは二枚とないオリジナルなキルトです。世界で一枚しかない、と考えていただけると嬉しいです。
*香りについて
キルトをお届けして開封をされた時に、ほのかにキルトに香りが有ります。これは最後に洗った時に使用した、フィリピンで販売されている『ダウニー』と言うアメリカの柔軟材の香りです。香りに敏感な方は柔軟材の香りですので1度お洗濯されますと、ほとんど消えてしまうと思いますので宜しくお願い致します。